少し考えさせられた事。
GID特例法。
FtMの「生殖腺の切除」の案件。
「子宮を残して戸籍上の性別を変えられるのか」
なんて事をTwitterで話して考えていた。
どこかのお医者さんが、「生殖腺は厳密に言うと『卵巣』なので、子宮を残しても性別を変えられる」といった見解を、当事者に話しているらしい。
僕は「ん?ちょっと待てよ?」となった。
『生殖機能を永久的に欠く状態』
これを今の段階では求められている。
母体というのは本当に強いなと調べていて思ったのだけど「子宮」か「卵巣」が残っていたら、今の技術では子宮も卵巣も移植出来るので「生殖機能を永久的に欠く状態」ではなくなるのではないかなと。
取り戻せてしまうではないか。
やる人はほぼいないと思うけど、卵巣を切除して男性ホルモンを投与し続ければ萎縮していく子宮や膣も、女性ホルモンに切り替えたら維持出来て、移植をすれば妊娠が可能になる。
ガイドラインなどを読み込んだけれど、そんな抜け道は見事に潰されている。
手術を求める事自体理解出来ないという思想はこの際置いておいて、現段階では不可能だなと、嫁氏とも話していた。
(ネタばかりツイートしてるけど、一応医療の世界の人間なので、頼りになる嫁氏。)
どう読んでも「子宮を残して性別を変更するのは待ったがかかるだろう」という結論に至った。
僕自身の理解度と考え方なので、悪しからず。
「医者がGOサインを出したから」と申し立てをするチャレンジャーがそのうち現れるのだろうか。
僕は「女性の象徴である子宮」は見えない部分だったとしても嫌悪感が凄いので摘出します。
色んな人がいる界隈なので、どうなっていくのか楽しみに観察していきたいなと思いました。